助成金&手当て・減免

シングルマザーを助ける、助成金や手当とは

多くのシングルマザーの方は、貧困に悩まされています。子供のことを考えると満足に働くことができませんし、子育てにかかるお金は大学まで行かせると1000万円以上もかかると言われており、大人の女性一人の年収では、この額を貯めるのにも一苦労です。そういった方のために、国や自治体では助成金や手当てを支給して、シングルマザーの方へ手助けしています

全国で行われている助成金・手当制度

児童扶養手当

1人親の家庭に支給される手当です。かつては母子手当と呼ばれるのが一般的で、シングルマザーの家庭のみ支給されていましたが、2010年8月以降、父子家庭にも支給されるようになりました。

手当として支給される金額は、子供の人数や、母(シングルマザー自身)の所得、養育費の金額によって異なります。

全額支給時の月支給額(平成28年現在)

子供1人4,2330円
2人目10,000円加算
子供3人目以降6,000円加算

※子供が4人いるシングルマザーの方の場合 42,330円+10,000円+6,000円+6,000円=月64,330円

所得が一定以上ある場合は、一部支給になります。制限額は、子供の人数や元旦那から支給される養育費の額によって変わり、子供1人の家庭では、満額支給が年57万円未満、一部支給が年230万円未満の方が対象になります。(その他については、児童扶養手当支給額シミュレーションで調べることができます。)
児童扶養手当の一部支給は41,990円~9,910円で制限額まで10円刻みで変動します。
制限を超えて所得がある場合は、児童扶養手当は貰うことができませんので注意が必要です。
1年に3回(4月、8月、12月)に分けて支給されます。
詳しい話は、市役所などの担当課(こども支援課など)で聞くことができますので、所得がある方は、前年の源泉徴収票を持って行って話を聞いてみましょう。

1人親の医療費助成制度

シングルマザー設けられる医療費の制度

1人親家庭を対象に、治療や検診などの医療を受けるために必要なお金の一部を助成して貰える制度です
別の制度で、「子ども医療費助成制度」というものがあり、一定の年齢(自治体により異なる)になるまでは、医療費の負担をしてもらえるものがありますが、この制度では、子供のお母さんも医療費の助成をして貰うことができます
受給条件、受給金額などは役所のこども支援課で話を聞くか、各市区町村のホーム―ページにも記載されている場合があります。

児童手当

1人親家庭で支給される「児童扶養手当」と名前が似ていますが、「児童手当」では1人親家庭に限らず、日本に住んでいる中学生の児童までのいる家庭が対象となります

月額の支給額は、子供一人につき、

0~3歳未満一律15,000円
3歳~小学校修了第2子まで10,000円
第3子以降15,000円
中学生一律10,000円
所得制限以上一律5,000円

こちらも児童扶養手当と同様に、年3回(2月、6月、10月)に分かれて支給されます。所得制限以上ある方は、当分の間の特例受給となるので、中学卒業を迎える前に打ち切られる場合もあります。
シングルマザーの方は、児童扶養手当とは別に貰うことができます

特別児童扶養手当

1人親に限らず、精神または体に障害を持つ20歳未満の子供を持つ家庭に支給されます。障害の程度によって別れ、目安としては障害者手帳の1~2級、療育手帳ではA判定程度の方を1級。障害者手帳の3~4級、療育手帳のB程度判定程度の方を2級としています。

支給額の月額は、1人につき

1級51,500円
2級34,300円

 
こちらも他の手当と同様、年3回(4月、8月、12月)に分かれて支給されます。
申請には、児童手当などの手当と同様の書類に加え、特別児童扶養手当認定請求書、障害についての医師からの診断書(障害者手帳、療育手帳を持っている場合は、診断書が必要ない自治体もあり)も必要になります。

遺族基礎年金

公的年金に加入している旦那さんと死別されたシングルマザーの方が受け取ることできる年金制度です
遺族年金の支給額は、加入している社会保険制度や子供の数によって異なりますが、日本年金機構の場合、子供1人の親は、年間1,004,600円(平成28年4月現在)が支給されます
支給されるのは、申請が受理された後の翌月から子供が18歳なった年の3月31日までが支給の対象となります。
一定の障害がある子供は20歳になるまでが対象です。
加入していた期間が短かった場合や保険料の未納があるともらえないこともあります。

一部の自治体で行われている助成金・手当制度

母子家庭の住宅手当

家賃に困っているシングルマザーを助ける手当

児童扶養手当が支給されている1人親家庭で、月10,000円以上の家賃を払って、賃貸住宅に住んでいる方が対象となる手当です
月5,000円~20,000円程度が手当の目安となっています。
関東の東村山市や鎌倉市などの地域で実施されています。
住宅手当ではなく、シングルマザー向けの格安の公営住宅を紹介して貰うことのできる自治体がありますので、担当課に話を聞いてみましょう。

児童育成手当

東京都やその他一部地域にて行われている手当です
1人親家庭を対象に、18歳になった年の最初の3月31日まで月額13,500円が支給されます。
支給は3ヶ月(6月、10月、2月)に分かれ、その前月までの4ヶ月分が指定の口座へと振り込まれます。
こちらもシングルマザーの方は、児童扶養手当、児童手当と別に受け取ることができます